空を見て

遠くにいる人のことを想い出します

こんなにキレイな空だから

あなたは今 この空のどこかにいますか

本当に風になって旅しているのかな

誰もわからないから不安になる

ただ… むしょうに会いたくて涙が溢れてくる

でも、あなたはどこにもいなくて

私を救ってくれた優しい歌声は


今は側になくて


私はまたぼんやり時間を過ごす


人は一番助けてもらいたい時にはいつも独りで

誰にも頼ることは出来ないのだと諭される


あなたの生の重みを今はかみしめて


あの冬の雨を思い出して

キュッと唇をかんで

自分の無力さと後悔を飲み込んで


雑踏の中…


心のどこかで救いを求めてる


あの日のようにあなたの歌声に癒されて、救われたいと願ってる

人は一度甘えると、クセになるから


甘えないように迷惑にならないように

我慢して、我慢して、独りでも寂しくないょうに


生きていかなきゃ、なんて思うけど


やっぱりこんなキレイな空を見ると


心が正直な気持ちを告げる


友達でもいい、私のことを覚えてくれなくてもいい
あなたが生きてるだけで

私も存在する意味があるから

ただ、今はむしょうにこの空の下

あなたに会いたい