★夢
懐かしさが呼び覚ます朝
季節のかわりめに、そっと思い出す
きゅっと胸が痛むときに君もあの展望台の片隅で
そっと目を閉じているのかな。
時が引き離しても、あの時生まれたものは、
どこかで生き続けると信じたい。
だけど、またつらい気持ちになるなら、
想い出すべて消し去ってくれたらいいよ。
夢は何を語っているの?今の僕には解読不能。
もう二度と見れない夢にこだわっても仕方のないことだけど
忘れられない想いがまだこの胸の内に
吹雪いているようで。
目覚めの静寂に身をゆだねて
ふと涙して。。。。。
望んでない涙一粒…
頬をつたって地面に落ちた。
もう消えたと思っていた愛の重さ。
その影に映された未来に君はもういない。
この空を見上げて、想いはかわらず、
未来へ受け継がれていくような気がしてる。
この身体、魂が砕けてもまたどこかで会える気がしてる。
繰り返される愛の記憶―。
それが運命なら幾重でも受け入れたい。
いつかつながるその日まで。