○蜃気楼(詞)
灼熱の日差し 残された足跡
そっと辿ってみれば砂の下に潜む 寂しい影
探し続けて歩き疲れて辿り着いた銀の城は
月の光をうけて輝くばかりで
君の居場所を教えてはくれない
風は踊りながら海を渡り 時を運ぶ
あの日君がみせてくれたものはなんだったのだろう
わからないまま時は過ぎ
手の平からこぼれ落ちてく砂をただ見つめるばかり
蜃気楼みたいに遠くで揺れてる影
想いはムナシク空へと還り
今日もたくさんの愛が降りそそいで
乾いた大地を潤してる
蜃気楼を追いかける子どものように今宵もまた
果てしない夢を見よう