2009年10月04日

★秋の夜



秋の夜は月の光が長く伸びて


私の中までそっと照らすみたいだ


その光は私には明る過ぎて眩しく感じる


綺麗な白銀の環をあなたがとっさにすくいあげた


私には見られたくないと訴えたその瞳に


いとも簡単に引き裂かれる心


痛々しい爪痕がまたひとつ
影をおとした


私はまるでファントムのよう


なぜ、こんなにも泣けるのかわからない


それはまるで魂の記憶のよう


はるか遠い昔話



Posted by Blue Moon☆  at 22:50│Comments(0)
 
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